トップ 新規 編集 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

ニンテンドーDS

"DS"とは"Double Screen"の略であり(任天堂幹部の発言によると、Dual Screen、Developer Systemの意味もあるとされている)、折りたたみ式の本体の両側に2つの液晶画面を持っているという意味である。 外見はかつての同社のゲーム機『ゲーム&ウォッチ マルチスクリーン』を彷彿とさせるものとなっている。 下側の液晶画面はタッチスクリーンになっているほか、ゲームボーイアドバンス(GBA)と同様の十字/A/B/L/R/SELECT/STARTボタンの他にマイクやXYボタンが追加されるなど、インターフェイス面で数多くの特徴を持つ。 また、DS用ソフトとGBA用ソフトを連動させる事によって効果のあるタイトルも存在する。 例えば、GBA用ソフトが挿入されていることを認識して、DS用ソフト内のROMに記憶された特定のデータが使用できたり、外部カートリッジとしてデータの追加を行うことができる。さらに、GBAスロットに振動機能のあるソフトを挿すことで、ニンテンドーDSの特定のソフトにも振動機能を与えられることが確認されている(2006年1月19日に発売される『メトロイドプライム・ピンボール』にこの振動カートリッジ同梱される)。


ニンテンドーDSゲームボーイアドバンスのスロット比較。GBAの方には突起がある
ニンテンドーDSを閉じた状態(ヘッドホン2つ装着)サブCPUにゲームボーイアドバンスのCPUにも使われているARM7TDMIを搭載することで、ゲームボーイアドバンス向けソフトとの互換性を実現しているものの、ニンテンドーDSはそれまでの歴代ゲームボーイシリーズにあったZ80系のプロセッサを持たず、ゲームボーイカラーまでのソフトには対応していない。 そのため、GBA用カートリッジスロットの内部に突起を持ち、ゲームボーイカラー以前のカートリッジがスロットに入らないようになっている。

また、ゲームボーイアドバンスにあった通信コネクタも持っておらず、ゲームボーイアドバンス用ソフトをプレイする際は通信機能を使うことができない。 また、ゲームボーイアドバンス用周辺機器も基本的には使用できない。使用可能なのはゲームボーイアドバンスSP用のACアダプタとヘッドホン変換プラグ。DS本体には通常のヘッドホン端子があり、ACアダプタ用の端子にGBA-SP用変換プラグを経由して接続したヘッドホンと併用することも可能。(説明書には本体にヘッドホンのプラグが上手くささらない場合はGBA-SP用変換プラグを使用するように記載されている。)

特徴
ニンテンドーDSには次のような機能がある。

ダブルスクリーン
ニンテンドーDSにはバックライト付きの26万色表示可能な3インチ液晶画面が2つついており、今までのゲームで画面やモードを切り替えないと見ることができなかった情報を別の画面に表示できるなど、様々なことが可能となる。

タッチスクリーン
ニンテンドーDSの最大の特徴。 下の画面にタッチスクリーン(タッチパネル)機能がついており、付属のタッチペンやタッチストラップや、自分の指といった方法で画面に触れることによりゲームをプレイすることができる。また、タッチスクリーン自体にTSC2046という温度センサーを内蔵しているが、正式に利用されることはない。

ネットワーク通信
『ニンテンドーWi-Fiコネクション』と呼ばれる。2005年11月23日サービス開始。中身は無線LANだが、任天堂では『カンタン・あんしん・無料』の三点に特にこだわっている。

カンタン ID、パスワードは内部で自動生成。無線接続拠点『ニンテンドーWi-Fiステーション』や『FREESPOT』などを介して接続する場合、接続設定が一切不要。家庭用無線BBルータに接続する場合は設定が必要になるが、バッファローもしくはNEC製品(日本版のみ)なら、自動設定技術AOSSもしくはらくらく無線スタート(日本版のみ)を利用し、ワンタッチで接続可能。また、高価な家庭用無線LANを構築しなくても、WindowsXPとUSB2.0が搭載されたPCなら、ニンテンドーWi-Fi USBコネクタを使えば接続出来る。
あんしん どうぶつの森など、コミュニケーションを中心としたゲームでは、嫌がらせ等のトラブルを防ぐために、直接ワイヤレス通信をおこなったプレーヤー、もしくは12桁の『フレンドコード』(IDにあたる)をお互いに知っているプレイヤーのみの通信となる。ただし、マリオカートDSのように、対戦がメインのタイトルでは、無差別での対戦もできるメニューも設けている。
無料 任天堂が普及を担うべきとの判断から、任天堂製のタイトルのネットワーク通信はすべてのタイトルで無料となる。ただし、ネットワーク対応ゲームを幅広く開発してもらうため、他社が課タイトルを発売する事を妨げる事もない。
日本では、公共の無線接続拠点は、『ニンテンドーWi-Fiステーション』が1,000ヶ所、『FREESPOT』が3,000ヶ所でのサービスを行い、以後接続拠点は増やす予定とされている。

アメリカでは、6,000ヶ所のマクドナルドの店舗にアクセスポイントが置かれる。ブロードバンド環境が日本に比べて普及していないイギリスでは、公衆無線インターネットサービスを提供しているBT OpenzoneとThe Cloudと提携し、玩具店は勿論のこと、駅のカフェ、図書館、ホテルなど、日本では置かれていない場所にも設置され、その数は7,500ヶ所以上にも及ぶ。

ワイヤレス通信
周辺機器を使わずに最大16人まで同時に通信ができる。 ソフトによっては、ゲームボーイアドバンスと同様に、カートリッジが1つしかなくても遊ぶことが可能。 ピクトチャットという内蔵チャットでの通信も可能。 大合奏バンドブラザーズなどは、ソフト、本体があれば、無限に通信可能。

音声認識
ニンテンドーDS本体に内蔵されたマイクによって、声などの音声をゲームに反映させることも可能である。

また将来的には、インターネットを利用したボイスチャットも実現可能だと発表されている。

ダブルスロット
上にもある通り、ニンテンドーDS専用ソフトとゲームボーイアドバンス専用ソフトの2つのスロットがある。 同時に使うことで、2つを連動させて遊ぶことができる。 また、ゲームボーイアドバンスのゲームを遊ぶ際には、上下どちらの画面に表示するかを選ぶことができる。 ただし、ゲームボーイゲームボーイカラー専用ソフトは遊べない。 一部のソフトでは、ゲームボーイアドバンスソフトを拡張カートリッジとして使える。 なお、ゲームボーイアドバンス専用ソフトのスロットはゲームボーイアドバンスSP同様プレイヤーから見て本体手前側にあるため、『コロコロパズル ハッピィパネッチュ!』ではコマンドによりGBASP用の設定にしておく必要がある。

仕様
CPU : ARM946E-S 67MHz(メイン) + ARM7TDMI 33MHz(サブ ゲームボーイアドバンス向けソフトとの互換にも用いられる)
メモリ : 4MB
VRAM : 656KB
画面 : 3インチ(対角)半透過反射型バックライト付きTFTカラー液晶ディスプレイ × 2枚
解像度 : 256×192、26万色表示
下画面に抵抗膜方式透明アナログタッチパネル付
ROM : メガチップス社製の独自規格フラッシュメモリー。1Gビット(128Mバイト)以上可能。
3D描画 : 120,000ポリゴン/秒
2D描画 : 30,000,000ドット/秒
入力 : 十字キー+6ボタン(A/B/X/Y/L/R)+START/SELECTボタン+タッチスクリーン+マイク(音声入力用)
通信機能 : IEEE802.11(Wi-Fi)対応および任天堂独自プロトコルに対応
無線通信による1カートリッジ対戦プレイ可能
内蔵ソフトピクトチャット使用で最大16台のDS間で文字や絵をワイヤレスでやり取りすることが可能
ワイヤレスLAN接続ポイントへ接続する事により、#ネットワーク通信も可能。
電源 : 内蔵リチウムイオンバッテリー(3.7V/850mAh)、付属ACアダプタ(ゲームボーイアドバンスSP付属のACアダプタと兼用可能)、パワーマネジメント機能搭載(DS用ソフト使用時のみ)
サウンド : ステレオスピーカー内蔵
ソフトによりバーチャルサラウンド可能
重量 : 約275g